【真相】藤井聡太の女流棋士発言が炎上？賛否分かれてるってなんで？

藤井聡太さんが女流棋士新制度に対して発言した、というニュースが話題になっています。

ネットでは賛否の声が飛び交っていて、中にはちょっと誤解も混ざっているようです。

実は藤井聡太さんが口にしたのは、制度の基準に関するシンプルな質問だったんです。

この記事では、藤井聡太さんの発言の真相についてわかりやすくまとめました。

藤井聡太の女流棋士発言が炎上？

結論から言うと、藤井聡太さんの発言は女性を否定したわけではありません。

舞台は6月6日の棋士総会。

羽生善治前会長が提案した、女流棋士のプロ編入を認める新提案の採決直前。

最前列にいた藤井聡太さんが静かに手を挙げて、

「棋力の担保は取れているのでしょうか」

と口を開いた…というのが報道で伝えられた場面です。

藤井聡太への批判と誤解が広がった理由

このやり取りが記事になった途端、SNSはざわつきました。

将棋は男女混合でやればいいのに…という単純な疑問の声があるなかで、

「女性の実力を疑ってる」「弱者男性みたい」

等という、藤井聡太さんを批判する声も。

でも、記事をちゃんと読むとニュアンスが違います。

藤井七冠は性別のことは一切触れておらず、あくまで「この制度、今までより簡単すぎない？」という確認でした。

賛成する人は「公平性を守る質問だし、言いづらいことを言ってくれた」と評価。

反対する人は「女性の活躍を邪魔してる」と受け取りました。

結局のところ、制度の中身や背景を知らないまま見出しだけで判断してしまった人が多かったのかもしれません。

女流棋士新制度って？

提案されたのは、

女流棋士で一番上のタイトルを5回とった人は男性プロと同じ資格をもらえる、という制度。

ただし最初はフリークラスという特別枠からスタート。

これはリーグ戦（順位戦）には出ない仕組みです。

これまでの普通のプロへの道は、とても厳しいものでした。

まず「奨励会」という養成機関で三段というクラスまで上がり、その中で半年ごとのリーグ戦で上位2人に入らないといけません。

これを26歳になるまでにクリアする必要があります。

しかも、これまで女性でこの条件を突破できた人はゼロ。

だからこそ今回の制度は夢を広げる一方で、「プロのレベルはちゃんと保てるの？」と心配する声もあるんです。

そして採決の直前、藤井聡太七冠がスッと手を挙げて、少し間を置いてから淡々と質問しました。

会場の空気がほんの少しピンと張り詰めた瞬間だったそうです。

SNSで飛び交った具体的な声

SNSでは、さまざまな意見が飛び交っています。

その他、「新しい道を作るのは時代の流れ」という前向きな意見や、「長時間の正座は体力的にきついから椅子にしたら…？」といった環境改善の提案も。

つまり、この藤井聡太さんの発言は賛否のみならず、将棋界そのもののあり方を考えるきっかけにもなっているんです。