アニメ「ダンダダン」の劇中曲が、思わぬ形で炎上しています。
きっかけはX JAPANを思わせる曲やキャラ設定で、YOSHIKIさん本人がSNSで反応したこと。
SNSでは「パクリなの?」という声と「パロディの範囲でしょ」という声が入り混じり、議論が続いています。
実は今回の件、著作権や制作背景も含めてかなり深い話になっているようなんです。
ダンダダン炎上の経緯とYOSHIKIの反応
#XJAPAN @YoshikiOfficial pic.twitter.com/T8dwSRz5My
— 🍄MissChampi🍄 (@morigane44) August 7, 2025
ダンダダン第2期18話に登場したのは、ビジュアル系お祓いバンド「HAYASii」。
キャラ名はトシロウ、ヒデジ、パターソン、ヨシキチと、聞いただけでピンとくる人も多かったはず…!

衣装や演出もX JAPANを彷彿とさせる要素がありました。
さらに、制作陣も豪華で、演奏にはマーティ・フリードマンさんまで参加。
本気度の高い布陣だからこそ、オマージュの範囲を超えていると感じた人も少なくなかったようです。
YOSHIKIがSNSで困惑コメント
最初これを知った時は、なんだか面白くて笑っていたら、弁護士達からも連絡がきた😱
— Yoshiki (@YoshikiOfficial) August 8, 2025
著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね🤔
みなさん、この手のものは、多分先に関係者へ連絡した方がいいみたいだよ#YOSHIKI@DandadanTV @animeDANDADANen @netflix@hulu @XJapanOfficial…
放送後、YOSHIKIさんはX(旧Twitter)に「何これ、XJAPANに聞こえない?」と投稿。
「事前に一言ほしかった」とも綴り、驚きと戸惑いを隠せない様子。
さらに、「弁護士から著作権侵害の可能性を指摘された」と明かし、
X JAPANの代表曲「紅」がソニー・ミュージックパブリッシング管理であること、自分でも使用時に許可を取る場合があることを説明。
つまり、法的な話だけでなく、制作サイドとの事前調整や礼儀の面にも触れた形ですね。
ダンダダン炎上に対するネットの賛否両論
このような経緯で、ネット上では「YOSHIKI派」と「ダンダダン擁護派」に分かれて議論が加熱。
どちらの意見にも納得できる部分があり、まさに賛否両論の状態です。
①YOSHIKI支持派の意見
支持派は、「元ネタがあからさますぎる」という声が目立ちます。
特に多かったのは以下の意見です。
- キャラ名・衣装・曲調までそっくりで、オマージュを超えている
- 事前にYOSHIKIに一言あってもいいはず
- 著作権より、アーティストのブランドを守るマナーの問題
アーティストの立場を想像して批判している人も多い印象です。
②ダンダダン擁護派の意見
事実だったとて行動が小物すぎて同情できなくなるからやめろよX JAPAN https://t.co/9RzdDJ0Tze
— Fぱい (@F_pai81) August 9, 2025
擁護派は、「曲調や演出が似るのはジャンル的に自然」という立場が多め。
中には「紅にも他バンドの影響はある」と指摘する声や、「制作元が同じソニーミュージック系だから権利面はクリアしているはず」という見方もあります。
主な意見は以下の通り。
- メタルの定番構成だから似て当然
- 『紅』も過去作品からの影響はある
- 権利元はどっちもソニーミュージックだから大きな問題にはならない
全体的に、感情論よりも音楽ジャンルの特性や業界の仕組みを踏まえた冷静な意見が目立ちます。



正直ダサい…との声もあったよ
ダンダダン炎上の今後の展開は?
炎上後も作品は配信中ですが、今後の対応によっては展開が変わる可能性があります。
制作陣も発売元もソニーミュージック系のため、権利関係はクリアしている可能性が高いです。
それでもYOSHIKIさんが反応した背景には、「事前連絡の有無」や「ブランド保護」があると見られます。
現時点では配信停止や再編集の動きはなく、穏便に収束する可能性が高そうです。
とはいえ、双方の対応次第では状況が変わることもあり、ファンの間では注目が続いています。
どんな形であれ、作品がこれからも見られるといいですね。