水晶研磨 伝承館

園内にある「水晶・研磨 伝承館」では、今もなお山梨を支え伝承され続ける水晶研磨の歴史的資料や水晶細工、世界各国から集めた珍しい宝石や鉱石を展示しています。また、山梨の伝統工芸士による宝石で作られた絵画「貴石画」も見学できます。山梨の戦国武将である武田信玄や山本勘助をモデルにした迫力ある貴石画をご覧ください。

水晶研磨 伝承館 写真1
水晶研磨 伝承館 写真2

約千年前、山梨県北部『御岳昇仙峡』の奥地金峰山周辺から水晶原石が発見されたことから『宝石の街山梨』の歴史が始まります。

山梨県産の水晶がその名を誇っているのは、産出量が多いだけではなく、形態や美観が素晴らしい良質品を産するからであり、無色透明で大型の単結晶は他に類を見ません。 そして現在、山梨の研磨宝飾産業は長い歳月に培われた技術を元に、宝石の工芸品や、金やプラチナといった貴金属も製作しドイツのイーダー・オーバーシュタインに次ぐ世界の宝石研磨中心地となり、宝石ファッションをリードするデザインがここ山梨で生まれています。


水晶研磨 伝承館 写真3

近年、注目されているのは「トルマリン」です。
10月の誕生石としても有名で、和名を「電気石」といい、外部から刺激を与えると電気を発生させるという特殊な性質を持つことがキュリー夫人の主人である科学者「ピエール・キュリー」によって発見されました。

山梨県の宝飾品加工技術で電気石トルマリンを加工し、普段使いのジュエリーを管理医療機器として昇華させた商品を制作しました。宝石庭園 信玄の里のオリジナル商品ですので是非ご覧ください。